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OxTS Georeferencer (ソフトウェア)
OxTS Georefenrecer
OxTS-Georeferencerとは?
INSの軌跡データとLiDARデータを組み合わせた点群データを作成できるソフトウェアです。LiDARを用いたマッピングをする際に便利なソフトです。LiDARで作成したファイル、OxTS社製のINSから作成された航法軌跡ファイル、およびその他設定ファイルを取り込み、サードパーティ製LiDARソフトウェアパッケージで閲覧できるLAS形式の点群データを作成します。このソフトには以下2つの機能があります。
- Georeferencing
- Boresight calibration
1.Georeferencing(ジオリファレンシング)
INSで計測した情報とLiDARの点群データを同期し、統合させることができる機能です。LiDARはターゲットとの距離を測定をするため機器のため、その情報がいつ、どこで計測された情報か単独では把握できません。そこでOxTS社製のINSが正確な時間情報、位置情報、向き(ロール、ヘディング、ピッチ)の情報をLiDARデータに補完することができます
2.Boresight calibration(ボアサイトキャリブレーション)
LiDARとINSの座標軸や角度を合わせる機能で、INSとLiDARのインテグレーションに不可欠な要素です。ボアサイトのずれの原因は主にINSとLiDARとの角度がずれによるものです。小さなずれでも、大きな歪みやターゲットが二重に見える原因になります。例えば10m離れた位置を測定する時、わずか0.2°のずれが生み出す誤差は約7cmになります。
LiDARとのインテグレーションが可能なINSデバイス ※価格はお問い合わせください。
xNAV/ Survey+ v3
サポートされているLiDARデバイス(2020年6月現在)
- VLP-16
- VLP-16Lite
※今後のソフトウェアアップデートでインテグレーションできるLiDARが増える予定です。
参考
ジオリファレンス(Georeference)
位置情報を持っていないデータに位置情報を与えること。